浦和のハウス

house in URAWA

インターバル

浦和のハウス

1本の線で距離感をコントロールできるのが建築だと考えている。

若い夫婦と3人の子供が生活する上で、周りを気にせずに、かつ自然や家族の気配をどこにいても感じることができる住まいをローコストでつくりたいというのが施主の要望だった。それを実現するために最小限の床と壁で建築的に成立する住空間を模索した。

浦和駅から車で15分くらいの住宅地に敷地はある。幅が13.5m、奥行きが10m。南に6mの前面道路、東と西にそれぞれ2mの旗竿状の隣地があり、北には2軒の住宅が敷地境界間際まで迫っている。

敷地を取り巻くさまざまな目線は切りつつも、家族同士の雰囲気を感じながら、周囲の空や緑を光と風とともに室内へ取り込むことができるよう、床と壁の高さを設定すると立体的な一室空間となった。

1階に南から天井の高い通り土間、リビング・ダイニング、階段、水まわりの順で部屋を配置し、それぞれのあいだに高さの違う5枚の構造壁を立てた。加えて東と西に駐車スペースを取ることで4周にバッファ空間がある構成とした。2階に屋根裏のような寝室を設け、吹き抜けで土間とつなげた。1階と2階の途中には視線と光と風が一気に抜けるロフト層がある。

居心地の良い距離感を突き詰めた結果、守られていながらも開放感がある、森の中で佇んでいるような住まいを実現できたのではないかと思っている。

竣工
2019.08
用途
個人住宅
計画地
埼玉県さいたま市
敷地面積
134.53 ㎡
建築面積
68.80 ㎡
延床面積
117.33 ㎡
構造
木造
規模
地上2階建て
構造設計
yAt構造設計事務所
写真
西川公朗
掲載
新建築住宅特集2020年5月号
architecturephoto
渡辺篤史の建もの探訪
YEAR
2019.08
PROGRAM
Residence
LOCATION
Saitama, Japan
SITE AREA
134.53 ㎡
BUILDING AREA
68.80 ㎡
TOTAL FLOOR AREA
117.33 ㎡
STRUCTURE
Wood
NUMBER OF STOREYS
2 Storeys
STRUCTURAL DESIGN
yAt
PHOTO
Masao Nishikawa
PUBLISHED
Jutakutokushu 2020:05
architecturephoto
TATEMONO TANBOU: House Paradise
浦和のハウス
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